漫画はもちろん物語のキャラってのは現実と同じく徒然に日々を過ごしているように見えて確実に設定されたある目標に向かって歩んでいるわけですけども、愛着のある日常からふと離れていずれ来る心の成長と長い夏休みのような日々の終わりの予感を感じてしまうと解ってはいてもやはり寂しくなってくるもんですね。
本当は意識と居場所が変わるだけで寂しい事なんてないのかも知れないですけど。
きのうのアニ銀はそんなお話だったと思います。

すごい急ぎ足なはずなのに要所要所でキャラの感情が伝わるポイントはしっかり抑えてあってわかりやすく、声優さんのいい演技も合わさってすごくステキな回だったと思います。もちろん漫画で描かれた作者様が伝えたいテーマがあるからこそなんですが、それを少年たちが紙面から誤解なしに読み解くのは漫画とはいえ意外と難しいことだったりしますもんね。まあ銀魂の場合はジャンプの中でもメイン読者層は上のほうだと思いますけどｗ

神楽ちゃんはまだどうなるかわかりませんが、新八くんとお妙さんにはいずれはお世話になった人たちの手を自ら離してそれぞれ戻るべき場所と行くべき場所があると思います。
どちらかというと大人としては行くほうよりも残されたほうの寂しさをより感じちゃったりするんですけどね。本来お呼びでない年齢層の読者ではありますが残される者の寂しさもわかった上で自立していく子供ってのは今後よりよい成長ができるような気もしますのでそういう大人の弱さみたいなのも合わせて描かれているところがこの漫画のいいところなんだろうなと思いました。作文。

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CLAPありがとうございます＾＾

スーパーのお惣菜売り場でも売ってそうな漫画ってのはすごく的を得た表現かもと思いますｗ