世界が変わっても変わらないものがきっとあるというのが今回もまたテーマのひとつみたいですけどもやっぱり揺るぎなくあるべきものは各キャラクターの持つアイデンティティと読者へのメッセージやテーマのようなものなんじゃないかと思います。

例えば２年後編はイボですけどただの荒唐無稽なお話でもなく「キャラクターの持っている向上心を糧にする」という願望や未来を予感させるような設定があります。　
ただこのお話は新八と土方さんの反省シーンを挟んで前後に分かれていて、後半は本当に荒唐無稽ですけどもｗ
後半はおそらく糧にされたキャラクターの原型が完全に消滅してイボが独自の進化をしている第三段階で「絶対ありえないこと、そのキャラクターが絶対しないこと」でオチをつけています。ストーリーの霍乱で真のテーマを隠す意味もあったんでしょうね。
よほどキャラクターの設定にブレない自信がないと描けないお話だと思いましたけども。
（それが実践されているかどうかは解りませんけどもｗ）
そしてそれを読む側にも要求するようなお話なので後半まで鵜呑みにしてる人もいるかもしれませんけども。
まあでも普通に考えて神楽は新八にあんなふうに抱きつかないし沖田くんはマヨ丼食べたかったとか言わないだろうし土方さんは近藤さんを裏切らないだろうしお妙さんはビッチにならないでしょうし近藤さんは桂と浮気したあげく子供を道連れに死のうと思わないでしょうけどねｗ

また、性転換篇は各々が終結する先はすでに決まっているような、どう変わっても自分らしさを当たり前に貫くよというお話でした。
変わらないものがきっとあるってのはいままでずっと描かれているテーマのような気もします。
いままでちょこちょこと「このキャラはこういう性格でこういう過去もあるから、こういう成長をして、いずれこうなるよ」と積み上げてきているものが今回の映画で結論が出るとしたら本当に「完結篇」になっちゃうと思います。そこまでするかなー？とはもちろん思いますけどもｗ
でも成長ってのはそこまでの過程が大事ですからね。ぶっちゃけ結論が先に出ちゃってても問題ないのかもなと思います。
映画は完結篇だとしても、そこに至るまでの楽しいグダグダを原作でずっと続けてほしいですねｗ

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CLAPありがとうございました＾＾

九ちゃんとか特にそうだと思いますけどイボ篇のときとはちょっと違うんだろうな～っていうキャラクターも居ますのでイボ篇の２年後はもうあまり参考にならないと思いますけど。

ただ思ったのは沖田くんはやっぱり中二感漂う形から入るんだろうなということですｗ
イボ篇でも野望あふれる攘夷志士みたいになってましたけど今回もそんな感じだったら面白いですねｗてかほんとどんなストーリーになるんだか楽しみですｗ